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名古屋の商店街、休校の子ども受け入れ 空き店舗活用

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、名古屋市内の商店街が子どもの受け入れを検討している。幼稚園や小学校の休園・休校が広がるなか、空き店舗を無料で開放し、地域の子育て支援につなげる狙い。早ければ3月9日にも始める方向で調整している。栄町商店街振興組合と広小路中央商店街振興組合の2カ所で始める。対象は幼稚園から小学校低学年まで。保育士の資格を持つ人を配置し、それぞれ5~10人程度を受け入れる。時間は午前10時から午後5時で検討しており、昼食は無料で提供する。空き店舗の有効活用にもつながるという。全国商店街振興組合連合会の坪井明治前理事長は「商店街は地域の支援があってこそ成り立つ」と話す。各地域商店街にも参加を呼びかける。

2020/3/5 19:30日本経済新聞 電子版